ロンドン、ニューヨーク、東京が世界の為替取引の中心地で、世界の三大市場と呼ばれています。特に為替取引はドル・円のほか、ドル・マルクやマルク・スイスフランなど欧米の通貨が幅広く取引されるロンドン市場が抜きんでており、最大の国際金融センターといっていいでしょう。各市場の規模は国際決済銀行(BIS)が三年に一度大規模な調査をしてつかんでいますが、九二年四月に実施された調査によるとロンドン市場の一日の為替取引高は三千六百九十億ドルと、全世界の為替取引高の二七%を占めていました。次いで大きいのがニューヨーク市場で取引高は一日二千四百十億ドル。これに東京が一日千五百七十億ドルで続いています。三大市場を追うのがシンガポール、チューリヒ、香港、フランクフルト、パリなどの各市場で、それぞれ国際市場としての地歩を固めています。