読解力を付ける勉強法の一つは読書です。子供のころから読書に慣れ親しんでいる人は、自然に読解力も培われており、特段の勉強は必要ないかと思います。そうでない場合は、活字を読む習慣をつけることから始めざるを得ません。そこで勧めるのが新聞です。私は、日課として新聞を読んでいれば、読解力も高まり、結果として受験国語の得点力をアップさせる近道になる、と信じています。新聞の読み方ですが、とりわけ入念に読む必要があるのが、文化欄などの評論文です。入試によく出題される文章のほとんどは、評論など論理的な文章。文化欄には大学教授や評論家の評論が載っていますが、新聞に掲載された文章がそのまま入試に引用されることが多いので、くまなく読むことがそのまま受験対策にもなります。ところで入試で出題の多い評論家を表して、五大評論家という言い方をします。養老孟司、大岡信、山崎正和、外山滋比古、加藤周一の五氏です。読書をする場合は、入試の出題率も高いこの五人の作品を勧めます。もう一つ、新聞のコラムなどから引用した出題が多いのも最近の傾向です。産経新聞では「正論」がそうです。新聞は単に読むだけでなく、どんな内容が書かれてあったのか、字数を決めてまとめると、より一層、読解力と論旨要約力を同時に磨け、新聞はいい教材になります。
欧米の大学の歴史も見てみましょう。将来、外国の大学へ留学する人もいるでしょうから。フランスでは、一八〇八年にナポレオンによって教育行政機関としての「大学」というものがつくられています。そして、日本の東大に当たるグランゼコールという官庁直属の行政エリート養成所も作られています。日本の「大学規則」ができたのが一八七〇年(明治三年)で、東京大学ができたのが一八七七年(明治十年)ですから、日本はフランスの教育制度を模範にしてスタ1卜したことは確かなことです。事実、当時フランスからボアソナードという法律家を日本に呼びよせて(現在の法政大学の創設者)、種々法制度を整備していった経緯があります。大学の歴史をヨーロッパ全体で見てみると、ヨーロッパの大学は中世(4世紀から15世紀)の後半(12世紀頃)に現れてきています。中世の後半になって、イタリアの商業都市が発展してきて、商取引や都市的人間関係、都市と教皇を頂点に置くキリスト教権力との関係、また都市、王、皇帝との関係など、法律知識の必要性が出てきて、学都ボローニャに、ごく自然発生的に現われたといわれています。
クチコミ情報をゲットするためにも子どもに該当する学校(男の子なら男子校と共学校、女の子なら女子校と共学校)のピックアップが終わったら、次にその学校のページを開いてみます。ひととおり読んで、ちょっとでもよさそうだなと思った学校には付箋をつけたり、学校名や気になったポイントを書き出したりしておきましょう。次にHPをのぞいてみます。そうしたことをしたうえで、合同説明会や学校説明会に足を運ぶのです。というのも、何の予備知識もなく漠然と話を聞いてくるのと、自分なりのポイントや知識をもって聞くのとでは、その学校の特色や建学の精神などを理解する深さが違ってくるからでもそれだけ他校との比較などに役立つからです。